ビーズアクセサリーをこれから始めたいと言うビギナーために基本的な知識を少しまとめてみました。
ビーズブームの火付け役として有名なビーズ。
このビーズはオーストリアのチロルに本社のあるスワロフスキー社で製造されています。
透明度や輝きがすばらしいスワロフスキービーズ。
最高級といわれるゆえんはクリスタルの酸化鉛含有率が30%以上のクリスタルで製造されているからです。
色や形は沢山の種類がありますが、一番有名な形はそろばん型といわれる5301。
最近では大きめのシャンデリアパーツが人気です。
チェコで作られるビーズを総称してチェコビーズといいます。
ファイヤーポリッシュがチェコの代表的なビーズでしょうか?
ファイヤーポリッシュとは火で磨くという意味から付けられました。
火で磨くというのは、機械でカットしたビーズを高熱で溶かして表面にツヤ出す行程の事を指します。スワロフスキ-ビーズに比べてやさしい感じがするのは熱によりカットしたラインが丸くなった為です。
またチェコビーズの歴史は古く、ボヘミアンガラスビーズが元祖です。
チェコは多くの会社で作られている為、色や形は数えられない位あります。
ガラスで出来た小さいビーズ。シード(種子)ビーズとも呼ばれます。
日本で昔から親しまれてきたビーズで、価格も安く簡単に手に入ります。
最近は主役ビーズを引き立てたり、隙間を埋める為に使われる事が多い。
大きさや形によって丸小、丸大、竹ビーズなどに分かれ種類も豊富です。
日本製ではTOHO、MIYUKIビーズが有名。
パールビーズには淡水に生息する貝から採れるパールに穴を開けた淡水パールビーズと、それに似せてガラスやアクリルに加工をしてパールらしく仕上げたパールビーズがあります。パールビーズでもスワロフスキー社のパールは本真珠のような輝きがあります。
淡水パールは自然で作られた物なので大きさや色なと不揃いな物が多く、形は自然なバロック型、ポテト(凹凸ある丸型)、ライス型などがあります。
イタリアの都市ヴェネツィア(ヴェニス)のムラノ島で作られているビーズ。
ガラス製で職人により1つ1つ手作りされているので色や形が微妙に違う。
大きさはおおぶりで、金箔、銀箔が入った物や色彩豊かな物が多い。
宝石に似せてガラス、アクリルなどカットした物に爪付きの金具を土台として付けた物が一般的です。
ラインストーンそのものには穴が開いていないので爪が付いていないタイプのものは接着剤で貼って使用します。
またラインストーンの付いた円盤型のビーズをロンデルといいます。
今、最も人気のあるビーズではないでしょうか?
天然石をランク分けすると、上から宝石、貴石、半貴石となり、ビーズに使われるのは主に半貴石になります。天然の物だけあって形も輝きもそれぞれ違い高級感溢れるアクセサリー作りができます。
また天然石にはそれぞれ意味や効能もあるとされているので、自分にあった石を見つけるのも楽しいかもしれません。
人工的に作られた石の一種で、ダイヤモンドに限りなく近い石。
何故近いかというと、光りの屈折率がダイヤモンドは2.417 でキュービックジルコニアは 2.15 ととても近いからという訳です。
その綺麗な輝きを生かす為、爪の付け方にも工夫がされています。
爪付きの物が一般的ですが、最近は大きめのパーツも人気です。